AI時代の分岐点——私たちは自らの存在意義を見失うのか、未知なる可能性を拓くのか。

物質文明の豊かさの裏側で、私たちは心の渇きや社会の分断、終わらない争いに直面しています。さらにAI（人工知能）の進化は、人間の知性や創造性の意味を根底から揺るがし、シンギュラリティは目前に迫っています。

この歴史的な分岐点に立ち、私たちは改めて問いかけます。

私たち人間の『尊厳』とは、一体何でしょうか？

だからこそ、私たちは次代のキーワードを「Dignity－尊厳－」とし、誰の尊厳も踏みにじらない新しい学問「世界基軸教育」を提唱します。

その鍵こそが、今年のテーマである「BEST BEING」。それは、AIには決して到達できない、人類がこれまで使ったことのない人間最高の機能を発揮した生き方です。

■ 2025年度メインテーマ

BEST BEINGが拓く心の時代
AI時代の分岐点——Beyond AI、まだ誰も知らない“人間の可能性”へ

Dignity2.0国際カンファレンスは、この問いへの探求を胸に、日本全国でムーブメントを拡大してきました。

• 2021年 大阪「シン[心]時代への挑戦」：グランフロント大阪から全てが始まりました。オンライン・オフライン・メタバースを駆使し、世界8カ国から100名以上が登壇しました。
• 2022年 北海道「-シン技術でつくるわたしの宇宙-心[シン]未来への出発」：ニセコの雄大な自然の中、延べ3,500名以上が参加。「どうせ無理」という言葉をなくす活動で知られる植松電気・植松努氏を迎え、参加者全員の希望を乗せた「尊厳ロケット」の打ち上げは、未来への希望を象徴する出来事となりました。
• 2023年 福岡「真[シン]の和心が開花する」：認識技術「nTech」発祥の地・福岡に累計3,000人以上が集結。一風堂創業者の河原成美氏らを迎え、文化芸術にも力を入れた熱い議論が交わされました。
• 2024年 宮城「真理の刀・心[シン]言語と共に 仙台から出発するBEST BEING共同体時代」：東日本大震災の被災地でもある松島から、未来への希望を発信。総勢2,100名が参加し、AIが津波のように押し寄せる時代への指針として、人間独自の言語能力を拡張する「Noh Jesu AI」のデモンストレーションも行われました。

毎年、累計数千人規模の参加者と共に、私たちは時代の核心を問い続けてきました。そして5周年という記念すべき年、私たちは日本の中心であり、世界の「ものづくり」を牽引してきた愛知県名古屋市を選びました。日本の経済を支えてきた「ものづくり」の聖地から、これからの時代を支える「こころづくり」の新たなうねりを起こします。